超音波 ハプティクス技術 非接触・触感フィードバックシステム

英国ウルトラリープ社(旧ウルトラハプティクス社)は、超音波を利用し、何もない空中で”触れる”感覚をつくり出す「バーチャル触感」を開発しました。トラッキングセンサとの組合せにより手やジェスチャーのトラッキングも可能なため、「触れるジェスチャー操作」という新しいユーザーインターフェースを実現します。
AR/VR、ホログラム等との相性もよく、様々な形状の3D仮想オブジェクトも作り出せるため、ジェスチャー操作に限らず、ゲームや広告・製品開発・教育・医療等、あらゆる分野への応用が可能です。また、非接触の強みを生かし、Withコロナ・Afterコロナの必需品として、衛生面へのアプローチが期待されています。
特長・機能
- 40kHzの超音波を使用し触感を生み出す
- リープモーションカメラが手の形状を認識
- 手の動きに合わせて触覚の焦点を可変
- 超音波トランスデューサーが空気振動で異なる形状を再現
- 防水カバーの提案も可能
アプリケーション
- デジタルサイネージ
- キオスク端末
- 車載用途 (オーディオ/空調等のコントローラ)
- VR/AR製品のインターフェイス
- 家電 (白物家電、コンロ等)
- 医療/ヘルスケア品

【キオスク端末/サイネージ】

【車載】

【コンロ】

【AR/VR】

【VR: Leap Motion によるハンドトラッキング】
カタログ・資料
オンラインショップ
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ハプティクス技術とは
ハプティクス技術の原理と仕組み
ハプティクス技術(haptics)とは「触覚技術」のことで、物に触れていないのに、まるで触っているかのような感覚を生み出す技術です。例えばタッチセンサー型ディスプレイの代わりに、非接触タッチ操作が可能なディスプレイを設置して、画面に触れることなくタッチする感覚を生み出すことが可能です。
原理的には超音波と振動などを使った技術を組み合わせることで、実際に物に触れることなく、空中でボタンを押したりタッチしたりするような触覚を得ることができます。さらにトラッキングセンサを組み込むことにより、3次元的な空中タッチ操作も可能になります。
ウルトラリープ(ultraleap)社のハプティクス技術は、操作する手の動きをモーションカメラが認識し、その動きに合わせて超音波トランデューサが、空気振動を使って触覚を再現します。そのため、さまざまな形状のバーチャル空間で、空中タッチ操作が可能になるのです。
主な用途と市場
ハプティクス技術は各種端末のタッチパネルや、VR/ARのインターフェース、医療機器などさまざまな分野での応用が可能です。
コーンズテクノロジーでは、ultraleap社のハプティクス技術による、非接触・触感フィードバックシステムを取り扱っています。
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