レーザーレーダー(LiDAR) Hシリーズ

機能・性能
- 超高解像度、長距離測定
最大250メートルの測定範囲(反射率10%未満の最大範囲) - 水平方向120°(±60°)、垂直方向30°(±15°)の視野
- 目に対する高い安全性: クラス1
- 優れた堅牢性: IP67
- 耐振動性: SAE J121
- 耐衝撃性: 20G / IEC 60068-2-27
動画
最新会社紹介「Real Autonomy」
Hydra機能紹介デモ
自動車メーカーとの共同開発
Toyota
CES Sizzle
Volvo
特長
Hシリーズは、製造性を考慮した設計で、自動運転車両向けの高性能LiDARによるソリューションにおけるスタンダードを提供します。
これを可能とするのは、極めて長い測定距離、優れた解像度、そして測定距離の調整を行うソフトウェアの三点です。
◆計測範囲◆
LiDARによって実現する長距離かつ高い解像度による測定範囲により、従来のセンシング技術では回避できなかった事故の要因に対処することが可能となります。
事故の要因には、道路に置かれたタイヤやはしご、夜間に道路を突然横断してくる子供や自転車といったものが含まれます。
信頼の置ける、安全で、優れた物体の「検知」と「識別」により、これらの要因に対して安全に対応するために必要な時間が生み出されます。
(画像は1Hzでの計測結果)
◆解像度◆
ルミナー社のLiDARは垂直方向の視野、フレームレート、走査線の分布を流動的に設定することが可能です。
点群を適切な範囲に集中させることで、道路で発生するあらゆる出来事を確実に捉えます。
(画像は1Hzでの計測結果)
◆反射率◆
表面反射率は物体の識別のために重要な値です。
例えば、再帰反射するナンバープレートの検知は同距離にある黒色のタイヤを検知するよりはるかに簡単です。
自動運転車両に求められる「判断」をするために、Luminar社のLiDARは低反射率での物体検知能力で貢献します。
反射率の高い物体は車両の位置確認において有用です。再帰反射性のある信号は周りの景色から簡単に見分けられます。
再帰反射素材であるナンバープレートと、テールランプの反射率のデータパターンによって、遠方であっても車を容易に見分けることが可能です。
計測動画
LiDAR(ライダー)とは
LiDAR(ライダー)の原理と仕組み
LiDAR(ライダー)はレーザーレーダーとも呼ばれ、主に物体の位置や物体までの距離を測定する時に使われる技術です。一般的なレーダーが電波を用いるのに対して、LiDARは光を利用している点が異なっています。LiDARは電波よりも波長の短い光を使うことで、反射率の小さい物体でも効率よく検知することができます。通常は測定物に対して広範囲にレーザーを照射し、戻ってきた反射光を解析して物体を検知します。
Luminar(ルミナー)社のLiDAR「Hシリーズ」は、主に自動運転車両用に設計されており、最大で250m先の対象物まで測定可能です。水平方向に120°、垂直方向に30°の広い視野において、非常に高解像度の測定ができます。
解析能力が高いため、極めて反射率が低い物体でも検知でき、さらに視野・フレームレート・走査線分布を細かく設定できるので、進行方向にあるさまざまな対象物を非常に高い精度で検出します。
主な用途と市場
LiDAR(ライダー)は、自動車の自動運転システムにおいて欠かせない技術です。他にも建機・農機・監視・防衛などの分野に用いられています。
コーンズテクノロジーでは、Luminar社の「Hシリーズ」を取り扱っています。
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