光検出器 高解像度CMOSイメージセンサ Emerald67M

高解像度 CMOSイメージセンサ Emeraldシリーズ
Emerald 67M
テレダインe2v 社は、高解像度CMOS センサ『Emerald』シリーズに超高解像度67M 品を新たにリリースしました。
最大120dB のダイナミックレンジを持つHDR モードや、さまざまな露光条件下で複数のエリアを
キャプチャできる独自のROI モードを搭載し、様々な用途にフレキシブルにご使用頂けます。
高速シャッタースピード×高解像度
2種のスピードモードをラインナップ
2.5 ㎛ CMOS グローバルシャッタモード
高解像度CMOSセンサとしては最小のグローバルシャッターピクセル(2.5μm)とAPS-C光学フォーマットを特長としています。
ウルトラハイスピードモードでは、最大60fpsのフレームレートが可能です。
アプリケーション
- 産業用マションビジョン
- ディスプレイ検査
- マイクロスコープ
- スマート交通システム (ITS) 等
スペック
名称 |
解像度 |
フォーマット(HxV) | ピクセルピッチ(μm) |
シャッター |
フレームレート (at 10 bits) |
ダイナミック |
Emerald 67M – High speed |
67M | 8,192 x 8,192 | 2.5 | Global | 30 | 64 |
Emerald 67M – Ultra-high speed |
67M | 8,192 x 8,192 | 2.5 | Global | 60 | 64 |
高解像度CMOSイメージセンサとは
■高解像度CMOSイメージセンサの原理と仕組み
CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサとは、光を電気信号に変換する撮像素子で、高解像度の光検出器に半導体製造技術を応用したものです。ビデオカメラなどに使われるCCDに比べ、低コストで消費電力も低く抑えられるというメリットがあります。
CMOSイメージセンサの表面には、非常に微細な構造のレンズが、ほぼ正方形の状態で均一に並んでいます。外部から入った光はそれぞれのレンズを通過してから、受光素子で検知され電気信号に変換されます。このレンズの密度が高くなれば、それだけ高画質の画像として認識できるわけです。
テレダインe2v(Teledyne e2v)社の高解像度CMOSイメージセンサは、極めてコンパクトな構造をLSIと同等の基盤上に再現しながら、入力した画像を高解像度の電気信号に変換することができます。そのため使用条件や環境を選ぶことなく、さまざまな条件下で高画質の画像を処理することが可能になりました。
■主な用途と市場
高解像度CMOSイメージセンサは、産業用マシンビジョン、ディスプレイ検査などに利用されている他、今後はスマート交通システムなどにも応用されることが予想されます。
コーンズテクノロジーでは、Teledyne e2v社のEmerald67Mを取り扱っています。
CMOSイメージセンサに関する記事
この製品についてのお問い合わせはこちら
ご覧いただいている製品の仕様にご不明点がある方は、お気軽にお問い合わせください。
当社スタッフが必要な条件・用途をお伺いした上で、最適な製品をご提案いたします。
電子機器・装備営業部(電子デバイスチーム)
- 東京
-
- Tel. 03-5427-7564
- 大阪
-
- Tel. 06-6532-1012
※お電話の受付時間:平日の(土日祝を除く)9:00~18:00
お問い合わせはフォームでも受け付けをしております。