光検出器 高解像度 測距用(ToF)型CMOSイメージセンサ BORA

高解像度の測距用(ToF)型CMOSイメージセンサ
Bora
高解像度の測距用CMOSイメージセンサ
CMOSイメージセンサの原理と仕組み
CMOS(Complemental Metal Oxide Semiconductor)とは、半導体素子の構造の1つであり、それを応用した製品を指すこともあります。CMOSイメージセンサは、映像として入力した光を電気信号に変換する役割を果たし、人間の眼では網膜に相当する微細構造です。
TELEDYNE(テレダイン)e2v社の測距用Boraセンサは、光の飛行時間(ToF:Time of Flight)から、対象物までの距離画像を取得するCMOSイメージセンサです。ToFイメージセンサは、光源から照射されたパルス光が対象物に反射して返ってくる間の、極微の時間間隔を扱う技術です。
TELEDYNE e2v社の距離センサは、光の速度から求められる光の反射時間を直接計測することにより、近距離から中距離にある測定物を、高解像度のイメージとして画像化します。測定物までの距離を極めて正確に測定し、1,280×1,024(1.3Mピクセル)の高画質イメージとして捉えることが可能です。
主な用途と市場
CMOSイメージセンサは、交通監視カメラやセキュリティシステム、自走式ロボットやドローンなどに利用されています。
カタログ・資料
特長
- 1.3M pixel (1,280 (H) x 1,024 (V)),
ピクセルサイズ10μm - 1 インチ 光学フォーマット
- アスペクト比: 5:4
- 175 fps (12 bits) @フル解像度
- 出力フォーマット 8/10/12 bit LVDS
- SPI インターフェイス
- 制御入力ピン: トリガーイン、リセット信号
- 3.3 V と 1.8 V 定格電圧
- 67 pins PGA セラミックパッケージ
- ワイドダイナミックレンジ
- 測距精度:± 1.5% (5m未満の理想状態において)
アプリケーション
- 自走ロボット
- 無人搬送車
- 工場監視、安全用途
- 交通監視カメラ
- 自動ドア
- ドローン
スペック
名称 |
解像度(ピクセル) |
フォーマット(HxV) | ピクセルピッチ(μm) | シャッタータイプ | フレームレート (at 10 bits) |
ダイナミックレンジ (dB) |
Bora | 1.3M | 1,280 x 1,024 | 10 | Gated Global | 305 | 59 |
CMOSイメージセンサに関する記事
■ イメージセンサーのカメラモジュール化:
■ TOF イメージセンサーについて:
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