フロントライン(Frontline Test Equipment)製品一覧 > Bluetoothソフトウェア機能紹介
ComProbe Protocol Anaysis System(CPAS)は、Bluetooth、WiFi、NFCをはじめとする各種プロトコルアナライザ共通の解析ソフトウェアです。 データ取得と信号復調、フィルタ、結果表示、エラー検出などのパフォーマンスを同時に解析できるほか、Message Sequence Chart機能、 各チャネルのパケットエラーレート表示機能といった多様な機能も搭載しています。
さらにBluetoothプロトコルアナライザ:BPA600/Soderaと、WiFiプロトコルアナライザ:ComProbe 802.11の連携によるCoexistance測定、 NFCプロトコルアナライザ:ComProbe NFCの連携によるBluetooth Out-of-Band (OBB) Paringを一画面で解析可能です。
プレミアム・メンテナンス(保守メンテナンス契約)を更新いただくことで、常に最新の各種プロトコル・プロファイル仕様に対応可能です。 長年培われたフロントライン社のプロトコル解析技術は、世界中のお客様より高い評価・信頼を得ています。
メインのFrame Display Viewには、解析に必要なパケットの基本情報が全て含まれています。 プロトコル、プロファイル毎にタブ分け(フィルタリング)されており、特定のパケット情報を直ぐに表示可能です。 画面左側のDecode Panelでは、各パケットの詳細情報を表示します。 Bluetooth規格に則っていないパケットは赤文字でハイライトされ、問題解析の時間短縮に貢献します。
Coexistence Viewでは各パケットを時系列に並べ、ホッピングの様子をグラフィカルに表示します。 またBPA600/SoderaとComProbe 802.11を連携させた場合、Bluetooth及びWiFiパケットを1画面に表示し、干渉を直感的に確認可能です。 また、スループットの時間推移や統計解析も可能です。
Packet Error Rate Viewでは、Bluetooth/Low Energy各チャネルのエラー率をグラフ表示します。 緑色がNon Error、赤色がError、黄色がRetransmit(再送)パケットの割合です。 Adaptive Frequency Hopping(AFH)機能により使用されていないチャネルには禁止マークが表示され、各チャネルの環境を知ることができます。
Message Sequence Chartでは取得したログをシーケンスとして表示します。 Master - Slave間のやり取りが一目で確認でき、Bluetooth規格書との対比にも役立ちます。
Low Energy Time Line Viewでは、Low Energyパケット間の時間測定が可能です。 全てのViewは連動しており、1つのパケットを選択するとFrame Display上でも当該パケットが自動的に選択されるため、詳細なパケットデータへ直ぐアクセス可能です。
Extract Functionでは、A2DP, Handsfree等のログからオーディオ/音声データをファイル出力(.wav)することが可能です。 また、SPP、PBAP、MAPでのデータファイル出力にも対応しています。
Soderaを使用した場合、Coexistence View上に測定対象Bluetooth機器以外の2.4GHzスペクトラムが青色の強弱で表示されます。 WiFiやノイズ等、干渉波による電波環境を視覚的に表します。