オーディオプレシジョン製品一覧 > ハイパフォーマンス&マルチインターフェース オーディオアナライザ APx555
業界最高モデル APx555B

業界最高の残留THD+N特性を備えたマルチインターフェースオーディオアナライザ
業界最高の-120 dB 残留THD+Nと最大1MHzの帯域幅のパフォーマンスを備え、APx555は他の全てのオーディオアナライザの性能を凌ぎます。APx555にのみ標準装備されているアドバンスドなAES/SPDIFデジタルインターフェースはジッタ測定にも対応しています。また従来のAPxシリーズ同様に各種デジタルI/Oオプションを利用可能で、DSIOオプションは216ks/S、32 bit対応です。
制御ソフトウェアは容易に測定パラメータを設定して自動測定を実行するシーケンスモードと、リアルタイムに応答測定をおこなうベンチモードの2つのモードを搭載しています。
特長
- 2chアナログ入出力 (平衡/不平衡)
- 216k AES/SPDIFディジタル入出力
- Typical THD+N < -120 dB
- 24ビット、1.2Mポイント、1MHz FFT
- シーケンスモード、ベンチモードの2つの操作モードを搭載
- ジッター測定
- 各種I/Oオプション:Bluetooth、HDMI、PDM、32ビットDSIO
仕様
出力性能 | |
---|---|
残留THD+N (22 KHz BW) | -117 dB +1.0 μV |
Typically <-120 dB (1 kHz, 2.0 v) | |
正弦波周波数レンジ | 0.001 Hz - 80 kHz, DAC |
5 Hz - 204 kHz, アナログ | |
IMDテスト信号 | SMPTE & MOD, DFD, DIM |
最大振幅 (平衡) | 26.66 Vrms |
デジタル出力サンプリング・レート | 22 kS/s - 216 kS/s |
解析性能 | |
---|---|
最大定格入力電圧 | 230 Vpk |
残留THD+N (20 KHz BW) | -117 dB +1.0 μV |
Typically <-120 dB (1 kHz, 2.0 v) | |
最大帯域幅 | > 1 MHz |
IMD測定能力 | SMPTE & MOD, DFD, DIM |
ハーモニックアナライザ | H2 - H10 |
最大FFT長 | 1248K ポイント |
オプション・アクセサリ
- APxインターフェースモジュール APX-ADIO, APX-DSIO, APX-PDM, APX-HDMI, APX-BT, APX-BT-WB
- APxオプションソフトウェア APX-SW-PESQ, APX-SW-POLQA2, APX-SW-SPK-RD, APX-SW-SPK-PT
- スイッチャー SWR-2755
- クラスDアンプ測定用フィルタ AUX-0025, AUX-0100
- ケーブル
カタログ・資料
オーディオアナライザとは
オーディオアナライザとは、音声信号の解析を行うための装置です。オーディオ&アコースティックアナライザと呼ばれることもあります。音楽制作などでは録音した音楽をそのまま再生してみると、音割れや歪みなどによるノイズが混じっていることが多いです。そのような箇所を発見して修正を加えるためにオーディオアナライザが使われます。オーディオアナライザにインプットされた音声信号は、視覚的に把握できる形で表示されます。
そのため、実際に耳で聞いてみてもなかなか分かりづらいような音の歪みなども容易に発見可能です。音の高さの幅や大きさ、音質などについても視覚的に分析できます。オーディオアナライザを使用するときには、入力端子から原音をインプットします。その原音が解析されて、モニター画面に数字やグラフになって表示される仕組みです。また、音声信号の解析方法はシーケンスモードとベンチモードの2種類あり、機種によっては両方に対応しているものもあります。
‣オーディオアナライザの原理と仕組み
音響測定の分野では、歪み率・S/N比・周波数特性などを分析する必要があります。そのためには発振器・フィルタ・周波数カウンタなどの装置を最適な環境で組み合わせなければなりませんが、それらの機能を1台の装置に凝縮したのがオーディオアナライザです。 極めて高い精度の音響測定をするためには、全高調波歪(THD)を可能な限り低減することが重要ですがAudio Precision(オーディオ・プレシジョン)社のオーディオアナライザAPx555Bは、-120dBという極限の残留THD+N(全高調波歪+ノイズ)を達成しています。
その結果業界最高のアナログ性能により、50kHz~1MHzの正弦波周波数帯域で残留THD+Nを限界まで抑えた音響測定が可能になりました。すべてのデジタルI/Oと互換性を持つため、多様なデバイスとの間で信号の入出力ができます。さらにAPx500ソフトウェアを追加すると標準測定項目にさまざまな拡張測定項目をプラスできます。
‣主な用途と市場
コーンズテクノロジーのオーディオアナライザは、充実した標準機能と拡張機能によりさまざまな音響測定を可能にします。
コーンズテクノロジーでは、APx555Bをはじめ多様なオーディオアナライザと周辺機器を扱っています。
テクニカルノート・技術情報
