【IG710e】赤外線塗工量計・膜厚計・水分計 (水分量/塗工量/フィルム厚/塗膜厚/油膜厚測定)

【IG710e】赤外線塗工量計・膜厚計・水分計 (水分量/塗工量/フィルム厚/塗膜厚/油膜厚測定)水分・膜厚・多成分測定器

  • オンライン型
  • 長期安定性
  • WET測定・DRY測定対応
  • 測定内容:水分量・塗工量・フィルム厚・塗膜厚・油膜厚

製品概要

1台のセンサーで水分量・塗工量・フィルム厚・塗膜量・油膜量等の同時測定が可能な非接触測定型の高精度測定器です。
シリコンコート量、シート・フィルム厚、金属板への溶剤塗布量(ブリキ等)など、幅広い対象物の測定が可能。結果を即時確認できるため、不良品が生産されている時間を最小限に食い止め、大量廃棄を防ぎます。
防水・防塵規格IP65(オプションでIP67対応可能)を標準装備、メンテナンス頻度が非常に少ない長期安定性が特徴です。

WET測定・DRY測定対応で製品品質の均一化・塗料削減に貢献

  • シート状の紙やフィルム等の塗工量・水分量測定
  • WET測定・DRY測定に対応
  • 塗工剤の使用量の調節により、塗料のムダ削減に貢献
  • 測定結果の即時確認で操業効率・生産UP
  • 高精度の膜厚・水分量測定が可能、製品の品質向上・ロス削減
  • 較正頻度が非常に少ない長期安定性

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【塗工量測定:シリコン】高品質な製品を安定製造・塗料節約で生産コスト削減

粘着剤・水分測定だけでなくシリコンコート量も測定可能に
従来の赤外線膜厚計では粘着剤・水分測定が中心でしたが、IG710eを使用することでWETでのシリコンコート量の測定が可能になりました。
塗工量を正確に測定・管理することで、製品の品質が一定に保たれ、高品質な製品を安定して製造できるようになります。シリコン使用量を節約することにより、生産コストの削減にも貢献します。

シリコン塗工量はおおよそ1g/m2前後と薄く、このような薄い測定では非常に感度の高いセンサーと、赤外線波長の適切な選択技術が要求されます。NDCテクノロジー社が独自開発した特殊アルゴリズムにより、最適な赤外線波長の選択が可能になり、高精度な測定結果を得られるようになりました。紙種や色の変更があった際にも素早く対応し、測定結果への影響を最小限にします。

【膜厚測定:透明フィルム・シート】WET・DRY測定に対応、コンパクトな設計で限られたスペースでも設置可能

WET測定・DRY測定に対応
20-400ミクロン程度の厚みの透明PE、PP、PETフィルム・シートを測定する場合はIG710eの使用が最適です。IG710eと反射板の間に測定物を設置し、反射した赤外線量により膜厚を測定します。
IG710eは、コーター直後のWET測定だけでなく、乾燥機出口付近に設置しDRY測定を行うこともできる汎用性・費用対効果が高い製品です。あらゆる工程でフィルムやシートの膜厚を測定することで、どの部分をとっても目標の規格を満たす高品質な製品を製造することが可能になります。
※20-400ミクロンより厚みのある測定物や薄い測定物を測定する場合はFilmProの使用をおすすめします。

【塗工量測定:ブリキ】塗料の過剰使用の防止、スタートアップ時間の短縮

塗布量管理で品質向上・塗料使用過剰の防止
鋼板にすずをめっきすることで製造されるブリキは、缶詰やスプレー缶、電気・電子部品等幅広い用途に使用されています。鋼板にすずが均一に塗布されていないと、コーティングされていない部分が基板を損傷させ、結果として製品全体の品質を低下させることがあります。塗布量の管理は製品品質を向上させると同時に、塗料の過剰使用を防止することにもつながります。

ブリキのように板の両面に塗工剤を塗布する場合は、基板の両サイドにIG710eを設置する必要があります。また、塗工剤をスプレー状にして吹き付けて塗布する場合は測定に影響を与えないよう測定前に表面をなだらかにする必要があります。
IG710e使用し塗工量を測定・管理することで高品質な製品の安定製造はもちろん、ムダな塗料の使用を防いだり、スタートアップ時間の短縮も期待できます。

アプリケーション一覧

水分量、接着剤、ホットメルト、クレイコーティング、バリヤー層、ワックス、イソシアネート、アクリル層、PVDC層

設置場所

WET測定を行う場合
WET測定を行う場合、乾燥工程の前段階で膜厚を測定します。巻取紙(WEB)が振動しないようサポートロールの上部にIG710eを設置し、コーターからは1m離れた場所に取り付ける必要があります。乾燥前に膜厚を測定することで、スタートアップタイムの短縮・廃材の減少、操業効率の向上、塗料の過剰使用を防ぐというメリットがあります。また、塗料の蒸発を最小限に食い止め、膜厚にばらつきがあった場合にはいち早く検知することができます。

DRY測定を行う場合
シート(WEB)が振動しないようサポートロールの上部にIG710eを設置し、乾燥機の出口からは4m離れた場所に取り付ける必要があります。乾燥工程後に実際の膜厚を測定することで、フラッシュオフの影響を受けない正確な測定値を得ることができます。また、乾燥機から離れた場所に測定器を設置することで塗料を冷却・凝固させ、ライン速度が変動してもその影響を最小限に食い止める効果があります。

押出コーティング/ラミネートを測定する場合
押出コーティング/ラミネートを測定する場合、シート(WEB)が振動しないようサポートロールの上部に設置し、冷却ロール工程の後で測定する必要があります。塗料が層になって塗工されている場合は、各層の膜厚を測定することも可能です。

※IG710eは、正反射の光が入ってこないよう20度傾けて設置する必要があります。

IP65を標準装備、優れた長期安定性が特徴

堅牢性に優れ、劣悪な工場環境でも安定稼働(IP65)
IG710eは較正を行う頻度が非常に少なく、長期安定が特徴です。また防水・防塵規格IP65を標準装備しているため堅牢性に優れ、劣悪な工場環境にも耐えらるような設計となっています。(オプションでIP67まで上げることも可能)高温多湿、スチーム、ホコリの環境の中でも使用できるような丈夫なつくりになっています。
連続的な成分測定で、不良品が生産されている時間を最小限に食い止め、大量廃棄の防止に貢献します。

優れた長期安定性
距離変動・外乱光・温度・湿度の影響を受けにくく、定期的なゼロ点補正の必要もなく長期安定して測定が可能です。
また、放射線方式膜厚計とは異なり、赤外線方式はまったくの安全で、安全管理やメンテナンスに多額の費用をかける必要もありません。使用方法が非常に簡単なことも大きな特徴です。

最大16フィルタ搭載

自社製造された高精度フィルタを搭載することで、高品質の測定が可能です。

セグメンテッド集光ミラー採用

高性能ダブルディテクター方式との併用で、高精度・高安定性を実現します。外乱光、湿度、温度の影響を受けず、安定した測定が可能です。

高性能ダブルディテクター方式
反射光だけでなく照射光もチェックすることで、正確な数値の測定ができます。

アプリケーションごとに事前にキャリブレーション(基準値補正)を実施 

市場における多くの実績から、出荷段階で測定物に対応したプレキャリブレーション済の状態で納入されるため被測定物毎の傾きと切片を入力するだけですぐに測定が可能です。
これまでのように多くのデータを取る必要がなくなり、手間と時間が大幅に短縮されます。

ネットワークにつないで最大16台までの710eセンサーを管理可能

各構成品の接続にイーサネットを使用することで多彩なネットワークを構築でき、最大16台の710eセンサーを管理できます。これにより複数台使用時のコスト削減になり、通信を使用した集中管理が可能になります。

HMI -Human Machine Interface-
・各種設定機能
・タッチパネル式表示器
・サンプリング機能
・最大4測定表示(可変)。1画面最大4測定表示
・アナログ出力、アラーム出力

OWS -Operator Workstation-
・タッチパネル式表示器
・サンプリング機能

概略仕様

測定方式:赤外線吸収式
測定波長数:最大10波長、VFS技術(ビジュアル・フル・スペクトル)
測定範囲:水分0-90% 膜厚0-1000gsm
代表精度:水分±0.1% 膜厚±0.1gsm(被測定物により異なる)
測定面積:直径25mmの円(オプション 10mm )
測定時間:7.5ms
使用温度範囲:0~50℃、(オプション 最大70℃)
IP規格:IP65(オプションIP67)

その他製品ラインナップ

【FilmPro】厚みのあるフィルム・シートの厚さ測定(FilmPro FSOは薄膜に対応)
FilmProは包装材向けに用いられるポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルなどのプラスチックフィルムに最適な厚さ測定センサです。
透明、半透明、ボイドフィルムの単層および多層膜の厚さを、片方の測定器から赤外線を照射し、もう片方の測定器で透過率を測定することで高精度に測定します。
波長の反射量ではなく透過量を測定するため、厚みのある対象物でも正確な結果を得ることができます。
またFilmPro FSOは光学干渉の影響を受けることがなく薄膜の測定が可能です。

【SR710e】金属表面の膜厚測定
SR710eは従来困難であった金属表面の膜厚測定を高精度に行える、革新的なコート厚/重量のインライン測定センサです。鉄、アルミニウム、ステンレス、鏡面上のコートを高精度に測定します。

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導入事例

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